参考としてブドウ糖をたっぷり含んだ食品の一例をあげると、米やうどん、パンなど主食となる炭水化物、じゃがいもやさつまいもなどあります。
目が覚めてお腹がペコペコだと感じるような生活習慣をつけるといいどうしても食欲がなくて食べられないという場合は、バナナやポカリスエットで糖分を補給するのもいいでしょう。
また、和菓子や洋菓子からもブドウ糖がとれるので、学校から帰宅後の勉強前のおやつに適量を考えて用意しておくのもいいでしょう。
定期試験前などいつもと違う勉強が必要になる場合を除いて、生活リズムが乱れやすくなるのは、週末です。
週末の土曜日と日曜日は、全体のリズムをくずさないようにしながらも、毎日のリラックスタイムとは別に、一週間の脳の疲れをとる時間をとりたいものです。
っおくと、生年平日と週末、二つのスケジュール表をつくる定期的な睡眠時間と食事の時間を確保するうえでも、毎日のスケジュールを表にして貼っていくと、生活リズムを整えやすくなります。
この場合、学校のある平日と、週末の土曜日、日曜日は、別々にスケジュールを立てる私が学生だった頃は、今のように週休二日制ではありませんでした。
午前中は学校があるので、午後だけが平日とは違う自分の時間でした。
私はこの時間を、その週の勉強で思ったようにできなかったところや、もっと復習したほうがいいと思える勉強にあてました。
予定通りに一週間勉強が進んだときは、土曜日に苦手科目を徹底して土曜日に友達と遊ぶと、つい「日曜日がんばればいいや・・・・」と油断してしまいます。
それを防ぐために、まず最初に、週末の勉強を片付けるようにしたのです。
そのかわり、日曜日の午後は思いきり遊びました。
おかげで気分はリフレッシュでき、また月曜日からがんばろうという気持ちになれました。
日曜日は、土曜日と違い明日が学校だという心構えがどこかにあります。
そのためにだらだらと遊ぶことも少なく、夕食までにきちんと帰宅することができました。
実はこの平日と週末のスケジュール管理は、現在も続けています。
講演などに時間をとられて思うように進まなかった原稿などは、土曜日に早起きしてその週予定した分だけ書き終えておきます。
そうして日曜日は家族とゆっくり過ごします。
おかげで、仕事が翌週にずれ込むこともなく、また家族サービスもきちんとできます。
日曜日は午後を遊びの時間にあて、そのかわり午前中は、いつも以上に集中して勉強しました。
一○代のうちに勉強はたくさんしたほうがいい。
でも、遊びたい盛りでいろいろな誘惑もあるし、睡眠時間もたくさんとってほしい。
そうなると、思うようにはいかないというのが現状でしょう。
一日は二四時間しかないし、どんなにがんばっても人間が一日にできることには限りがあります。
そこを工夫して、不可能を可能に、それぞれの子どもの限界をどんどん広げてあげようというものです。
そもそもなぜ一○代のうちに勉強することが大切なのでしょう。
一流の学校に合格して、社会で活躍できる人間になること。
それと同時に、私がもっとも価値があると考えているのは、勉強することによって、生涯を通じて役に立つさまざまな能力が備わることです。
その一つが、時間管理術です。
学校の定期試験でも入学試験でも、必ず締め切りがあります。
試験日までにいかに合格点をとれるようになるか。
そのためには、能力ややるべきことを把握したうえでスケジュールを立て、それをこなしていきます。
その作業の中で、自然と時間管理術が身についていくのです。
一日は二四時間しかありません。
でも、勉強で大切なのは「時間」でなく「量」です。
必要なのは長時間机に向かうことではなく、スケジュールで決めた箇所をきちんと理解し解答できるようになること。
それができれば、一日はニ四時間以上の時間になるのです。
なぜなら、数学の解法を一つ覚えるのに三時間かかるとしましょう。
睡眠時間や生活のための時間を省いて、授業も含めて一日一二時間勉強時間がとれるとします。
そこで、もしも他の人が三時間かけてやる勉強を、一時間で終わらせることができたとしたら、三時間で三つの解法が身につきます。
三倍のスピードでこなしていけば、一日を三六時間使えるわけです。
そうすれば、遊んだり趣味に使う時間もたっぷりとれるでしょう。
時間がないからと考えるのではなく、時間を何倍にも有効利用する時間管理術をマスターすることで、人生は何倍にも広がっていくのです。
分単位で集中力を区切る事を重視した勉強法で、時間を有効活用するには、集中して勉強を進めることが必要です。
では、どうしたら集中力を高められるのでしょう。
勉強している子どもに、「集中しなさい!」と口うるさくいっても、効果はまずありません。
それよりも、なぜ集中できないかを考えてみるといいでしょう。
集中できないのは、つまらないから。
つまらないのは、わからないから。
これがすべてで、実は単純なことなのです。
理解できるレベルの勉強なら、やっていておもしろいし、手ごたえがあります。
そうすると楽しくなり、自然に子どもは集中していくのです。
つまり、集中力を高めるためには、いかに理解しながら勉強をするか、解けることの楽しさを味わえるかがポイントとなります。
そのためには、どういう方法で勉強すれば子どもが長く続けられるかを見極めると同時に、理解しやすい参考書や問題集などを選ぶことが必要です。
それによって、それぞれの苦手な部分が明確に見えてきます。
基礎がしっかりできていない状態で前に進めても、時間をかけただけの効果は上がりません。
難しい問題集をやれば勉強ができるようになるわけではないのです。
解けない問題に何時間も取り組むのは、時間のムダ。
理解できないことは、記憶に定着しないからです。
しかも、やっていてもつまらないため、勉強が苦痛に感じてしまいます。
その悪循環が繰り返されると、子どもは勉強嫌いになってしまいます。
レベルに合った参考書や問題集を見つけ、まず勉強の楽しさを感じる。
その中から、自分に合った勉強法を見つけ、九○分くらい集中力を持続できるようにしていく。
九○分とは試験時間も意識したものです。
これを実践することで、試験向きの時間管理術が身についていくでしょう。
はじめは課題をこなすスケジュールから自宅で勉強するための時間管理術を身につけるために効果的なのは、時間でなく、課題を決めてスケジュールを立てることです。
一見、先の内容と矛盾するようですが、結果的にはこのほうが時間に対する意識も能力も育っていきます。
課題によるスケジュールとはどういうものかというと、まず、一週間、一ヵ月単位で、やるべき勉強を把握します。
それを予定通り終わらせるには毎日どこまで進めればいいか判断します。
そこでそれにかかる時間を予想して、たとえば帰宅後ニ時間で一日二教科、問題集を各ニページやると決めます。
調子よく一時間三○分で問題集をやり終えたら、残りの三○分は自由時間とします。
これは子どもにとって、魅力的なご褒美でしょう。
早く終えれば楽しいことがあるから、自ずと集中して問題集に取り組みます。
そのかわり、ニ時間以内に予定した分が終わらない場合は、時間オーバーしても最後までその日のうちにやらせます。
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